適した人が牧場求人を探して働けば体験入社でも将来を判断

牧場の求人にエントリーを検討している人へ

牧場生活への憧れ

過去の転職活動の時に度々牧場の求人に惹かれたこがあります。都会で暮らしている私にとって、牧場は観光でも行ったりする現実逃避の場所でもあります。建物が無い景色に綺麗な空気に満天の星空、動物との触れ合いなど、牧場といえば第一に良いイメージが浮かんできます。都会の仕事に疲れている時に牧場の求人を見ると牧場生活というものに一瞬惹かれてしまうのです。
過去に本当に働きたいと真剣に考えてみたことがあります。すると良いイメージだった牧場生活がとても辛いイメージに変化していきました。求人をよく見てみると朝がとても早い、まだ暗い時間からの仕事スタートです。動物は休みなして生活しているので、牧場のスタッフも基本は休みがありません。休みがあっても周辺に遊ぶ場所どころか、コンビニすらありません。お給料も学生のアルバイトくらい安いです。
これは絶対に好きじゃないとやっていけない、好きだったとしてもキツそうだと思いました。都会のサラリーマン生活とは間逆の牧場生活、だから惹かれてしまうのだろうと思います。しかし、よく求人の中身を見て具体的にイメージをしてみると圧倒的に大変なことの方が多いです。そんなことを考えながら私は牧場の求人を見てワンクッション置きながらまた都会での現実的な転職先を探すのです。でも人生のうちに一週間くらいは牧場体験をしてみたいという気持ちは持っています。

体験から始める

若い人でも農業を真剣に取り組みたいと田舎で過ごす人も少なくはありません。牧場も農業と同じように若い人が働く現場として数多く求人が募集されています。農業関係に就職したい方は牧場も視野にいれて検討することだと思いますが、牧場は農業とは違い、大変な作業だったと後悔する人も少なくはないでしょう。牧場は独特な臭いに敏感な人には向いていません。
いろんな動物を飼育していますので、いくら掃除をしているかといっても臭いはします。作業着に独特な臭いが染みついてしまうので、洗濯しても臭いは落ちません。臭いの他にも動物の飼育をすることは大変なことです。犬や猫とは違うので上手くいかないことばかりでしょう。牛や馬などの大きな動物は勢いよく突進してくればケガの原因ともなりますので、飼育する際はとても注意が必要なことになります。
農業高校の出身で牧場に関わったことがある方などは求人に応募しても上手くやりこなせる可能性はあると思いますが、何もわからない素人には難しいと思います。これから農業や牧場の仕事に関わっていきたいと思うのなら、一度経験をし、難しさを理解すると自分がずっとこの仕事をやれるかということがわかるのではないでしょうか。体験から始めると自分がどれくらい牧場求人の仕事をできるかわかることでしょう。